ピーク時165万スパン/秒に立ち向かえ!オブザーバビリティコストを効率化する ABEMA におけるトレースサンプリングの実践的事例
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Speaker Deck
セッション概要
多くのマイクロサービスで構成され、膨大なトラフィックを高速化つ安定的に処理する動画配信サービス ABEMA において、オブザーバビリティや分散トレースは必要不可欠です。 一方で、オブザーバビリティにおいて課題となるのはコストです。テレメトリーのデータ量は、ツールを長く効率化に使う上で考慮すべきコストの一つであり、保存すべきトレースの取捨選択が必要になります。関心のあるトレースは実は全てではないことが多く、エラーリクエストや高レイテンシーのものとなる傾向にあります。そこで必要なのがトレースサンプリング戦略です。 本セッションでは、ピーク時165万スパン/秒を超えるABEMAにおけるトレースサンプリングの実践的事例を紹介します。OpenTelemetryとDatadogを用いた分散トレース基盤の上で、OTel Collectorを用いたテールサンプリングや、DatadogのリテンションフィルターやアダプティブサンプリングといったSaaSならではの機能を駆使し、どのように価値あるシグナルを残しつつ、オブザバビリティーコストを最適化しているのか、その具体的な設計や工夫に迫ります。
スピーカー
山本 哲也
SRE, 株式会社AbemaTV
2021 年 4 月株式会社 AbemaTV の Cloud Platform チームに新卒として入社。 GKE / EKS をはじめとした基盤や監視基盤や CI/CD など基盤周り全般を担当。大規模イベントの負荷試験やリージョン移設、新しいクラウドソリューションの導入などを担当。 2024 年からは Developer Productivity チームの立ち上げや Engineering Manager を経て、現在はオブザーバビリティ基盤の刷新・構築にコミット。さらに 2025 年 10 月からは SRE チームとして ABEMA 全体の信頼性の向上をサポートしています。
逆井 啓佑
Sales Engineer, Datadog Japan / Co-Organizer, Observability Conference Tokyo 2025
普段の仕事ではオブザーバビリティを始めたり、高めたりするための技術支援や Datadog の導入支援を行っています。コミュニティ活動では、OpenTelemetry Meetup の運営や、Google Developer Experts(Google Cloud)に参加しております。趣味は、スノーボードと、練習すればするほどスコアが落ちるゴルフです。最近はマグマ式サウナにもハマっています。 Observability Conference Tokyo 2025の共同オーガナイザーも務めています。