会場
中野セントラルパーク
カンファレンス
開催日
2025年10月27日
月曜日
形式
ハイブリッド開催
現地+オンライン
開催まで
Observability Conference Tokyo 2025
オブザーバビリティについて語り尽くす1日イベント
Observability Conference Tokyo 2025は、オブザーバビリティに関心がある人 -- SRE、プラットフォームエンジニア、インフラエンジニア、アプリケーションエンジニア、フロントエンドエンジニア、運用管理者、オンコール担当、CTO、CIOなどのサービス運営に携わる全ての役割の人たちが集まり、知見を共有しあうカンファレンスです。長く実践している方はもちろん、関心があるがまだ始められていない方も、いままさに取り組み始めたばかりの方も歓迎します。
この1日を通して、技術やツールの話はもちろん、現場の課題や工夫、組織・文化の壁をどう乗り越えるかといったリアルな知見を共有しあい、参加者どうしがつながる場を目指します。
ともに「見る力」「わかる力」「伝える力」を高め、
次の一歩を見つけましょう。
Keynote Speaker

Liz Fong-Jones
Field CTO, honeycomb.io
Liz is a developer advocate, labor and ethics organizer, and Site Reliability Engineer (SRE) with over two decades of experience. She is currently the Field CTO at Honeycomb, and previously was an SRE working on products ranging from the Google Cloud Load Balancer to Google Flights.
She lives in Vancouver, BC with her wife Elly, partners, and a Samoyed/Golden Retriever mix, and in Sydney, NSW. She plays classical piano, leads an EVE Online alliance, and advocates for transgender rights.
Lizは、デベロッパーアドボケイト、労働・倫理活動のオーガナイザー、そして20年以上の経験を持つ Site Reliability Engineer (SRE) です。現在は Honeycomb の Field CTO を務めており、以前は Google Cloud Load BalancerからGoogle Flightsまで幅広いプロダクトに携わるSRE を担当していました。
彼女はカナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバーで妻のElly、他のパートナーたち、サモエドとゴールデンレトリバーのミックス犬と暮らしているほか、オーストラリアのニューサウスウェールズ州シドニーにも生活拠点を持っています。クラシックピアノを弾き、EVE Online のアライアンスを率い、トランスジェンダーの権利擁護にも取り組んでいます。
実行委員会からの紹介
Observability Conference Tokyo 2025 のキーノートスピーカーとしてLiz Fong-Jonesさんをお迎えできることを大変うれしく思います。彼女は、オブザーバビリティコミニティにおいて広く知られる Observability Engineering(日本語訳版)の共著者でもあります。
タイムテーブル
開場
オープニング
Affordable Observability: Strategy to Implementation
Complex systems need observability, but your team can't afford to instrument everything. This talk shows you how to get the debugging power you need without breaking your budget. You'll learn how to avoid "Not Invented Here" syndrome, over-engineering, and building custom solutions when proven tools already exist. Moving to implementation, we'll cover the "reduce, reuse, recycle" approach to telemetry data. Using practical analogies, you'll understand intelligent data cleanup and sampling strategies. We'll examine why 99% of events are low signal and how to automatically identify and preserve the meaningful ones. The session concludes with an OpenTelemetry implementation and maturity roadmap for you and your team. You'll leave with both strategic thinking tools and specific technical patterns for building observability that actually helps your team debug production, affordably. Whether you're just starting your observability journey or looking to optimise existing investments, this talk provides the frameworks to make smart decisions and implement them cost-effectively.

Liz Fong-Jones
Field CTO, honeycomb.io
オブザーバビリティが育む開発者のシステム理解と好奇心
当初は障害対応の品質や速度を改善するために、オブザーバビリティの改善に取り組んでいました。 しかし、ある一定の品質を超えると、それは障害時にだけ頼りになるものではなく、「正常動作とは何か」について興味を持たせてくれる題材になっていました。 例えば、十分にクライアントにキャッシュがある場合、遅い正常レスポンスより、迅速なエラーレスポンス(古いキャッシュによる表示)の方がユーザー体験により良い効果があるかもしれません。そうなると、タイムアウトの適切な設定にも議論が及びますし、Fault Injectionのような機能があると対話が進めやすいことにも気づきます。 さらに、速報性が高いコンテンツでは古いキャッシュによる表示は適していないことにも議論が波及し、その場合は別コンテンツへのフォールバックが適しているかもしれません。そして次の議論は、どうコンテンツとエラーハンドリングの対応を管理するかでしょうか。 本セッションでは、オブザーバビリティに関する地道で小さな改善の積み上げによって、障害対応以外の何が変化したのか、そして何を今悩んでいるかを紹介します。

Toshiya Kato
LINEヤフー株式会社
可観測性は開発環境から、開発環境にもオブザーバビリティ導入のススメ
「本番環境のオブザーバビリティは大事」。誰もがそう言います。でも、日々の開発で「なんでこれ動かないんだ…」と途方に暮れた経験はありませんか?私たちは、開発環境こそオブザーバビリティ導入の第一歩だと信じ、私の所属するLayerXのAI・LLM事業部でその実践に挑んできました。 本セッションでは、オブザーバビリティがなかったことで起きた苦労したことや、そしてそれを乗り越えるために開発環境にオブザーバビリティを導入したことで、いかに開発が楽になったかをお伝えします。さらに、その小さな改善が最終的にサービスの品質向上にどう繋がったのか、具体的な事例を交えてお話しします。

Yuzuru Ohira
LayerX テクニカルプロジェクトマネージャー
スポンサーセッション
映えないObservability
分散トレーシングをはじめとするモダンなObservailityは非常に魅力的ですが、レガシーなシステムや組織の慣習などといった現場の制約との間にギャップを感じたことはありませんか?事業成長の裏で技術的負債を抱えてしまっているMonotaROではこのギャップと向き合い、自分たちに合ったObservailityのあり方について日々試行錯誤を重ねています。開発チームのユースケースに寄り添い、具体的なアクションにつながるようなテレメトリを小さく仕込む。そんな泥臭い「映えないObservability」について実体験をもとにお話しします。

Kazuki Iwanaga
株式会社MonotaRO Platform Engineering部門
スポンサーセッション
現場の壁を乗り越えて、「計装注入」が拓くオブザーバビリティ
現代の複雑なシステム環境において、オブザーバビリティは信頼性を高める重要な要素として位置付けられています。しかし現場では、アプリケーションの計測導入に伴うコード改修や環境依存性が大きな障壁となり、アプリケーションに対するオブザーバビリティの獲得を困難にしてきました。様々な経緯を経て稼働するシステム環境へオブザーバビリティを導入するには、従来とは異なるアプローチが必要です。 本セッションでは、この課題を解決する一助となる「計装注入(Instrumentation Injection)」を取り上げます。「計装注入」の主要なアプローチを、OpenTelemetry Operator, OpenTelemetry Injector の仕組みを通して解説し、アプリケーションコードの改修を伴わずに自動計測を実現する原理を明らかにします。さらに、従来の手法との比較から見える導入上の利点と制約を整理し、実環境での適用性とユースケースを検討します。

Kento Kimura
Datadog Japan G.K., Sales Engineer
ランチセッション
ランチセッション
プロファイルとAIエージェントによる効率的なデバッグ
最近ではオブザーバビリティの主要テレメトリーとしてログ、メトリクス、分散トレースは広く認識されるようになりましたが、プロファイルの利用はまだまだ普及していません。これは、プロファイルは特にパフォーマンスの問題を解決するためにはもっとも重要なテレメトリーであるにもかかわらず、そのデータを読み取ってデバッグに活用するためには多少の経験が必要なことが原因でしょう。しかし、この問題は昨今広く普及してきているLLMベースのAIエージェントによって軽減されつつあります。 本セッションでは、まずオブザーバビリティのためのテレメトリーとしてなぜプロファイルが重要であるかを確認した後、プロファイルを使った従来のデバッグ方法を解説したうえで、AIエージェントによる支援がいかに有用であるかをご紹介します。 本セッションを聞き終わるころには、早速実務に活かすべくプロファイルを取得したくなることでしょう。

Yoshi Yamaguchi
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 シニアデベロッパーアドボケイト
医療システムのObservability向上のためのOpenTelemetry活用
株式会社ispecは、『医療DXを“加速させる土台”をつくる』をミッションとし、医療機関様がクラウドサービスを簡単に導入できるようになるIaaS事業「Stargate」を立ち上げています。 Stargateでは、Stargate CUBEと呼ばれるコンテナを実行できる小型サーバーを病院に設置し、そこでクラウドサービス事業者様の連携用アプリを動かせるようにすることで、クラウドサービスの連携をスムーズにしています。 本セッションでは、OpenTelemtryの思想を最大限活用することでStargate事業で提供するCUBE内のテレメトリーデータを、クラウドサービス事業者にセキュアかつシンプルに公開するアプローチで公開するためのアーキテクチャについて説明をします。

山田 佑亮
株式会社ispec CTO
スポンサーセッション
AIスパコン「さくらONE」のオブザーバビリティ
LLMなどの大規模なAI基盤モデルの学習は、ハイエンドGPU、高帯域・低遅延のインターコネクトネットワークや分散ストレージを統合した高性能計算機インフラを必要とします。さくらインターネットでは、この要件に最適化したAIスパコン「さくらONE」を開発し、スパコン性能ランキングTOP500で世界49位を獲得しました。講演者は「さくらONE」を対象にオブザーバビリティを向上させる研究開発を行っています。そこで本講演では、 1. 前提知識:分散学習のワークロードとその基盤の特性が、オブザーバビリティ業界が主に対象とするウェブアプリケーションの特性とは大きく異なること 2. さくらONEの事例:実際に収集しているテレメトリーデータとその活用例、および、VictoriaMetrics、VictoriaLogs、Pyroscope、otel-ebpf-profiler、Grafanaを用いたデータ収集・分析システム 3. 最先端の研究動向:eBPFによるGPU処理の計装法など論文で提案されている手法 を紹介します。

Yuuki Tsubouchi
さくらインターネット研究所 上級研究員
スポンサーセッション
反省から紐解くオブザーバビリティとして本当に必要だったテレメトリ
現代のシステム運用において、オブザーバビリティの重要性は広く認識されている。しかし、「テレメトリデータを収集すれば良い」という単純な理解では、真の価値を得ることは困難である。闇雲にメトリクス、ログ、トレースを収集しても、障害発生時の根本原因分析に活用できなかったり、ストレージコストの増大を招くだけに終わることが多い。 一方で、システム構築の初期段階から必要なテレメトリデータを完璧に予測することは現実的ではない。重要なのは、実際の障害対応や運用経験から得られた教訓を活かし、段階的に観測可能性を向上させることである。 本セッションでは、過去の障害対応で「このデータがあれば迅速に解決できた」「このメトリクスを見ていれば予防できた」といった実体験に基づく反省から、本当に必要だったテレメトリデータの具体例を紹介する。理論ではなく実践から学んだ、効果的なオブザーバビリティ戦略の構築方法を共有したい。

Mitsuaki Tsugo
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 ソリューションアーキテクト
ゼロコード計装導入後のカスタム計装でさらに可観測性を高めよう
ゼロコード計装を導入したものの、アプリケーションの状態に基づいたテレメトリーデータが取得できていない、ということはないでしょうか? 言語によってはゼロコード計装という仕組みが提供されています。これにより、WebアプリケーションにおいてHTTPやgRPCのリクエスト、データベースへのリクエストなどのスパンを自動的に作ってくれたり、インフラのデータや言語によってはメトリクスも取得してくれます。これだけでもトレースデータがない状態よりはるかに良い状態になります。しかし、自動計装に加えてアプリケーション固有のデータなどを自前で計装し、新たなディメンションや高カーディナリティなテレメトリーデータを用意することで、さらにアプリケーションの可観測性が高まります。 私が実際に、弊社のプロダクトであるBill Oneで計装を実施し、障害発生時の影響調査が迅速になった、などの実例を踏まえて紹介します。 なお、事例としてはBtoBのマイクロサービスアーキテクチャを採用しているWebアプリケーションで、言語はKotlin(Java)とTypeScript(Node.js)となります。

Eiji Maeda
Sansan株式会社
エンタープライズBPMプラットフォームにおけるO11y
弊社システムでは、人事・IT運用などのバックオフィス業務を支える複雑なBPMエンジンが動作していますが、その内部状態の可視化は技術的にもビジネス的にも困難な課題です。 自社開発のBPMプラットフォームにおいて、Token-basedの制御と独自アーキテクチャにおける可観測性向上の実践事例を紹介します。 さらに、具体的なバックオフィス業務を例に、技術観点のメトリクス(処理時間・エラー率)からビジネスに関わるメトリクスの軽装について紹介します。 また幅広いバックオフィス業務ドメインにおける「信頼性の測り方」を、技術的観点とビジネス価値の両面から提案します。

蒲生 廣人
Dress Code
スポンサーセッション
「オブザーバビリティ成熟度モデルの企画から社内導入まで:複数サービスでの評価を通じた組織変革の軌跡」
SRE部主導で独自のオブザーバビリティ成熟度モデルを企画・策定し、複数サービスにわたる実際の評価・改善を推進した取り組みを紹介します。書籍『オブザーバビリティ・エンジニアリング』とCMMIを基に6つの評価項目(データ収集と可視化、システムの信頼性管理、開発・運用プロセスの整備と最適化、アラート最適化と障害対応、ユーザー行動の理解と最適化、継続的な改善と最適化)を定義し、5段階の成熟度レベルで組織全体を評価しました。アンケート形式での現状把握から、レベル別改善アクションプランの策定まで、実践的なフレームワークを構築しました。理論と実践を結びつけた組織的なオブザーバビリティ向上の取り組みと、その実践から得た知見をお話しし、明日から実践できる第一歩を提供します。

庭野 悟
合同会社DMM.com ITインフラ本部 SRE部
スポンサーセッション
LLMオブザーバビリティにおけるトレースの拡張
OpenAIなどのLLMを組み込んだアプリケーションは、従来のシステム以上に不確実性を抱えています。こうしたアプリケーションでは、LLMの回答内容やプロンプトの効果測定、推論コストの変化を観測することが重要です。これらは、LLM利用の拡大に比例して今後ますます重要になるでしょう。この課題に対し、一般的なシステムでは分散トレーシングが用いられますが、LLMアプリケーションでは従来の仕組みだけでは不十分な場合が多くあります。本セッションでは、従来の分散トレーシングの限界を整理し、LLM特有のニーズに応えるトレースの拡張について解説します。さらに、Langfuseを利用したデモやCNCF Observability TAGで議論が進む Generative AI Semantic Conventions を紹介し、参加者とともに「生成AI時代のトレース拡張」を考えます。 参加者はLLMアプリケーションに対する新たな視点を持ち帰り、自組織のオブザーバビリティ戦略に活かすヒントを得られるでしょう。

Yoshitaka Fujii
〆のラーメンまである倶楽部

Shuhei Kawamura
Kong K.K., Senior Field Engineer
オブザーバビリティと共に育てたID管理・認証認可基盤の歩み
このセッションでは、マルチプロダクト・マルチテナント向けの認証認可基盤の立ち上げから、サービスがスケールしていく過程において、オブザーバビリティを高めながらどのように認証認可基盤を開発・運用してきたのかお話します。 認証認可基盤は一般的なWebサービスと同様にデータベースや外部サービス呼び出しを起因としたI/Oバウンドなボトルネックだけでなく、暗号化・復号や電子署名といった処理を起因とするCPUバウンドなボトルネックが存在します。また、安全な実装のために処理のコア部分は標準的なライブラリを利用することも多いため、ログや外形的なメトリクスだけでは性能改善に必要なシステムの内部状態の理解を深めるのが難しいのが特徴です。 私たちの認証認可基盤開発の事例をもとに、どのようにオブザーバビリティを高め、基盤の性能やUXを向上に役立てていくことができるのか共有します。

高井 真人
株式会社カミナシ エンジニアリングマネージャー
SRE × マネジメントレイヤーが挑戦した組織・会社のオブザーバビリティ改革 ― ビジネス価値と信頼性を両立するリアルな挑戦
組織開発は多くの企業で取り組まれていますが、悩まれている方も多いのではないでしょうか。 プラクティスはありますが、試行錯誤した事例やその結果として血肉になったノウハウが語られることは多くありません。 私はSRE → マネジメントレイヤーのキャリアを歩んできており、オブザーバビリティのプラクティスを利活用していました。 ・メトリクスの収集と可視化 → 社員定着率や全社サーベイを元にした従業員エンゲージメント向上 ・SLO/SLIの設定と管理 → 経営指標の設定と達成に向けたPDCAサイクルイテレーション ・ポストモーテム → 失敗・ヒヤリハットの学習文化とフィードバックによる組織強化 本セッションでは、オブザーバビリティを「システムの可視化」に留めず、「組織やビジネスの可視化」へと発展させた挑戦をリアルに語ります。 なぜオブザーバビリティが組織改革に有効なのか、いかにして定性的な課題を定量的に捉え、改善を促す共通言語を築いてきたのか、試行錯誤の過程と具体的なアプローチを共有し、オブザーバビリティの新たな可能性を提示します。

川崎 雄太
株式会社ココナラ システムプラットフォーム部 部長
外接に惑わされない自システムの処理時間SLIをOpenTelemetryで実現した話
最近SLIやSLOが重要であるという話はよく聞きますよね、気になっている・すでに導入してみたという方も少なくないと思います。でもそのSLI/SLO、本当に誰かの役に立っていますか? 私たちのシステムではAPIのレスポンスタイムに関するSLIがとりあえず設定されていたものの「外接処理時間が含まれている」「同じAPI中の処理分岐を混同してしまっている」といった理由から、誰も見なければ意思決定にも使っていないという状態でした。 この発表では、活用方法を意識したSLIの設計やそれを実現するためにOpenTelemetryの機能をどう使ったのかについてお話ししていきます。 SLIに興味があるけどどう設計するのがいいのかよくわからない...というエンジニア・マネージャーや、すでにSLIがあるけど効果を実感できていないSRE、OpenTelemetryにもっと詳しい方など幅広い方が明日から使えるような内容となっています。

新 浩太朗
株式会社NTTデータグループ
クロージング(キーノート)
懇親会
タイムテーブル
2025年10月27日 (月)
09:30 - 10:00
30分
開場
10:00 - 10:10
10分
オープニング
10:10 - 11:00
50分
Affordable Observability: Strategy to Implementation

Complex systems need observability, but your team can't afford to instrument everything. This talk shows you how to get ...
11:20 - 11:50
30分
オブザーバビリティが育む開発者のシステム理解と好奇心

当初は障害対応の品質や速度を改善するために、オブザーバビリティの改善に取り組んでいました。 しかし、ある一定の品質を超えると、それは障害時にだけ頼りになるものではなく、「正常動作とは何か」について興味を持たせてくれる題材になっていました。 ...
可観測性は開発環境から、開発環境にもオブザーバビリティ導入のススメ

「本番環境のオブザーバビリティは大事」。誰もがそう言います。でも、日々の開発で「なんでこれ動かないんだ…」と途方に暮れた経験はありませんか?私たちは、開発環境こそオブザーバビリティ導入の第一歩だと信じ、私の所属するLayerXのAI・LLM ...
スポンサーセッション
12:10 - 12:40
30分
映えないObservability

分散トレーシングをはじめとするモダンなObservailityは非常に魅力的ですが、レガシーなシステムや組織の慣習などといった現場の制約との間にギャップを感じたことはありませんか?事業成長の裏で技術的負債を抱えてしまっているMonotaRO ...
スポンサーセッション
現場の壁を乗り越えて、「計装注入」が拓くオブザーバビリティ

現代の複雑なシステム環境において、オブザーバビリティは信頼性を高める重要な要素として位置付けられています。しかし現場では、アプリケーションの計測導入に伴うコード改修や環境依存性が大きな障壁となり、アプリケーションに対するオブザーバビリティの ...
12:50 - 13:10
20分
ランチセッション
13:10 - 13:30
20分
ランチセッション
13:40 - 14:10
30分
プロファイルとAIエージェントによる効率的なデバッグ

最近ではオブザーバビリティの主要テレメトリーとしてログ、メトリクス、分散トレースは広く認識されるようになりましたが、プロファイルの利用はまだまだ普及していません。これは、プロファイルは特にパフォーマンスの問題を解決するためにはもっとも重要な ...
医療システムのObservability向上のためのOpenTelemetry活用

株式会社ispecは、『医療DXを“加速させる土台”をつくる』をミッションとし、医療機関様がクラウドサービスを簡単に導入できるようになるIaaS事業「Stargate」を立ち上げています。 Stargateでは、Stargate CU ...
スポンサーセッション
14:30 - 15:00
30分
AIスパコン「さくらONE」のオブザーバビリティ

LLMなどの大規模なAI基盤モデルの学習は、ハイエンドGPU、高帯域・低遅延のインターコネクトネットワークや分散ストレージを統合した高性能計算機インフラを必要とします。さくらインターネットでは、この要件に最適化したAIスパコン「さくらONE ...
スポンサーセッション
反省から紐解くオブザーバビリティとして本当に必要だったテレメトリ

現代のシステム運用において、オブザーバビリティの重要性は広く認識されている。しかし、「テレメトリデータを収集すれば良い」という単純な理解では、真の価値を得ることは困難である。闇雲にメトリクス、ログ、トレースを収集しても、障害発生時の根本原因 ...
15:20 - 15:50
30分
ゼロコード計装導入後のカスタム計装でさらに可観測性を高めよう

ゼロコード計装を導入したものの、アプリケーションの状態に基づいたテレメトリーデータが取得できていない、ということはないでしょうか? 言語によってはゼロコード計装という仕組みが提供されています。これにより、Webアプリケーションにおいて ...
エンタープライズBPMプラットフォームにおけるO11y

弊社システムでは、人事・IT運用などのバックオフィス業務を支える複雑なBPMエンジンが動作していますが、その内部状態の可視化は技術的にもビジネス的にも困難な課題です。 自社開発のBPMプラットフォームにおいて、Token-basedの制御 ...
スポンサーセッション
16:10 - 16:40
30分
「オブザーバビリティ成熟度モデルの企画から社内導入まで:複数サービスでの評価を通じた組織変革の軌跡」

SRE部主導で独自のオブザーバビリティ成熟度モデルを企画・策定し、複数サービスにわたる実際の評価・改善を推進した取り組みを紹介します。書籍『オブザーバビリティ・エンジニアリング』とCMMIを基に6つの評価項目(データ収集と可視化、システムの ...
スポンサーセッション
LLMオブザーバビリティにおけるトレースの拡張


OpenAIなどのLLMを組み込んだアプリケーションは、従来のシステム以上に不確実性を抱えています。こうしたアプリケーションでは、LLMの回答内容やプロンプトの効果測定、推論コストの変化を観測することが重要です。これらは、LLM利用の拡大に ...
17:00 - 17:30
30分
オブザーバビリティと共に育てたID管理・認証認可基盤の歩み

このセッションでは、マルチプロダクト・マルチテナント向けの認証認可基盤の立ち上げから、サービスがスケールしていく過程において、オブザーバビリティを高めながらどのように認証認可基盤を開発・運用してきたのかお話します。 認証認可基盤は一般 ...
SRE × マネジメントレイヤーが挑戦した組織・会社のオブザーバビリティ改革 ― ビジネス価値と信頼性を両立するリアルな挑戦

組織開発は多くの企業で取り組まれていますが、悩まれている方も多いのではないでしょうか。 プラクティスはありますが、試行錯誤した事例やその結果として血肉になったノウハウが語られることは多くありません。 私はSRE → マネジメントレイ ...
外接に惑わされない自システムの処理時間SLIをOpenTelemetryで実現した話

最近SLIやSLOが重要であるという話はよく聞きますよね、気になっている・すでに導入してみたという方も少なくないと思います。でもそのSLI/SLO、本当に誰かの役に立っていますか? 私たちのシステムではAPIのレスポンスタイムに関するSL ...
17:40 - 18:00
20分
クロージング(キーノート)
18:30 - 20:00
90分
懇親会
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2025年8月22日 18:00をもって
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プロポーザル募集を締め切らせていただきました